の進み具合によってはさらに延期することもあるという。
憤懣!油流出事故
■ 2004/03/08 放送 以下ナレーション部
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鳥インフルエンザ騒動で、すっかり悪者になってしまった感もある野鳥が「黒い固まり」によって
死んでいっています。冬の風物詩ともなっている渡り鳥たちなんですが、いま、ある事故が原因で
深刻な被害に陥っています。
兵庫県西宮市。
この時期、海岸線では白いユリカモメの群れを見ることができます。
冬を日本ですごし春には、またロシアへと帰っていきます。
そんな彼らに最近、異変が起きています。
顔から体にかけて真っ黒になったユリカモメが、相次いで目撃されているのです。原因は油です。
先月22日、神戸の六甲アイランドで停泊中のドイツ船籍のコンテナ船の燃料タンクに亀裂が入り
重油が海に流れ出しました。
漏れた油は、わかっているだけでも2000リットル。
西から東へと向かう潮の流れにのって油は六甲アイランドから芦屋市、さらには隣の西宮市にまで
広がりました。地元で20年近く、野鳥を観察している、釣り糸から野鳥を守る会・松阪龍起さん
は「先月下旬から黒く汚れた鳥が目立つようになってきた」といいます。
ちょうど事故が起きた時期です。
松阪さん「群れは4月にシベリアに帰るんですが油がついたユリカモメは帰れないですね」ユリカ
モメは体に油がつくと、そこから体温が奪われ、すぐに死んでしまいます。わずか1円玉くらいの
大きさの油でも致命傷となるのです。
とその時、松阪さんが何かを見つけました。
橋の下でまったく動かない1羽のユリカモメ。
松阪さん「死んでますね。これも体に油がついてます」
岩場にべっとりとこびりつく重油。
ここ数年、水質が飛躍的に改善し、市民の憩いの場として親しまれている海岸線も台無しです。地
元住民「臭いし困ってる。ベタベタで歩けない」
ところで、回収にかかる費用や漁業補償は事故を起こした船主が負担したり基金から支払われます
が、野鳥については日本では何の補償もされません。
7年前、ロシアのタンカー・ナホトカ号の事故の時も、野鳥の保護にかかった費用2000万円は、
すべて募金で賄われました。
しかし、同じ先進国・アメリカ。
1989年、アラスカで起きたタンカーの座礁事故では、船を所有する石油会社に今年1月、補償
金や罰金など合わせて67億ドル、およそ7500億円もの支払いが命じられました。
野鳥も自然の一部と考えるアメリカでは、救助からリハビリまで全ての費用を船主が負わなければ
ならないと法律で定められているのです。
日本環境災害情報センター・植松一良さん「野鳥や景観は自然の資源であり、共通の財産です。そ
の資源を守るのは行政の責任」
アメリカなら保護されるのに日本で傷ついたユリカモメは、放置されたままで被害の実態調査さえ
行われていません。人に被害が出ない限り日本では、補償の対象とならないのです。
桜が咲くころユリカモメたちはロシアへと旅だちます。
( 2004/03/08 O.A )
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2004.2.17 毎日新聞
海岸に廃油ボール漂着 最大で直径20センチ 岩美町から島根県鹿島町沿岸
岩美町から島根県鹿島町の日本海沿岸で16日、最大で直径約20センチの廃油ボールが広範囲
に漂着していることが境海上保安部の調べで分かった。航空機などで調査を続ける一方、両県に状
況を通報、廃油ボールの鑑定を進める方針。
調べでは、鳥取県内は、鳥取市・白兎海岸で直径15センチのものが点在していたほか、岩美町、
福部村、気高町、泊村、北条町、大栄町、名和町で大豆大から直径20センチのものが確認された。
直径20センチ高町の酒ノ津漁港で、北条町では天神川河口の東側海岸で長さ1・8キロに広がっ
ていた。島根県では、美保関町の北浦、菅浦両海岸で直径1~3センチのものが見つかり、鹿島町
の古浦海岸では幅約5メートルにわたって黒色のものが漂着していた。平田市方面にも調査範囲を
広げている。
廃油ボールは原油、重油が一定期間波にもまれて出来る。境海保では船舶からの投棄の可能性を
含め調べている。 【小松原弘人】(毎日新聞)
[2月17日20時21分更新]
油流出で八管が対策本部。兵庫県沖に漂着の恐れ
2002.4.4 山陰中央新報
第八管区海上保安本部(京都府舞鶴市)によると、島根県美保関町美保関の地蔵埼沖で沈没した
外国貨物船の流出重油は、三日午後六時現在、鳥取県岩美町沖約二十六キロ付近まで流された。現
場海域での北西の風が予測されるため、兵庫県の沿岸に漂着する恐れが出てきた。同本部は同日、
重油の漂着に備え対策本部を設置した。
同保安本部によると、貨物船はC重油約九八・五トンを積んだまま、水深約一七○メートルの海
底に沈没。事故後、重油の流出が続いている。
現場では巡視船などが回収作業をしているが、海が荒れて作業ははかどっていないという。同保
安本部は国土交通省や海上自衛隊に油回収船などの出動を要請。京都府や兵庫県の漁船約五十隻も