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M/V Selendang Ayu号油流出― Dutch Harbour, Alaska

現在IBRRCの油汚染野生生物対応チームはアラスカのUnalaskaにある事故対応司令部で活動しているとの
報告が入ってきております.

United Press International 2004.9.10
Russia starts criminal probe in oil spill


YUZHNO-SAKHALINSK, Russia, Sep. 10 (UPI) -- Russian authorities launched a criminal investigation Friday into
an oil spill by a Belgian ship that ran aground off Sakhalin Island, north of Japan.

The Cristoforo Colombo, whose captain was warned twice about sailing while Typhoon Songda threatened, leaked
nearly 200 tons of "black" oil Wednesday into waters near the port of Kholmsk, Novosti reported.

Officials will review documents of the port services and examine engines and other equipment of the ship.

After all the causes of the accident are determined, a criminal charged may be filed, officials said.

The spill is moving from Kholmsk to the north along the western coast of Sakhalin Island. On Thursday it
stretched about three miles along the coast line and continues to expand, Kholmsk Mayor Alexander Gusto said.


Yahoo UK&IRELAND Friday September 10, 09:30 AM

Shell Russian venture vows to clean up oil spill

MOSCOW (Reuters) - A Royal Dutch/Shell-led group working in Russia's far east has vowed to quickly clean up
an oil spill in coastal waters -- too small to seriously harm ecology but big enough to spark criticism from
green activists.

Sakhalin Energy Investment Company, operator of the multi-billion dollar Sakhalin-2 project, has long been
under pressure for not doing enough to protect rare grey whales feeding near Russia's Pacific island of
Sakhalin near Japan.

Earlier this week, a dredging vessel working on an offshore pipeline project spilled about 190 tonnes of oil
and diesel after it ruptured in heavy winds brought by a major typhoon.

Sakhalin Energy, keen to avoid further criticism from the greens, said it would do everything to help clean
it up despite not being directly and contractually responsible for the spill.

"Sakhalin Energy is working ... to minimise the impact of this incident," it said in a statement on Friday.
"All the relevant authorities have been notified regarding this incident, and Sakhalin Energy is launching a
full investigation into the incident as soon as practicable."
Ecologists said the spill was a tough one to deal with.
"Of course it's not one of those major spills with thousands of tonnes of oil. But because we are talking
about oil products rather than crude here, the spill is more difficult to deal with because it drifts fast,"
said Greenpeace's Alexei Kiselyov.
Russian television quoted local officials as saying the spill had affected five km (three miles) of coastline.
The Sakhalin venture includes Japan's Mitsui & Co and Mitsubishi Corp.
The group plans to build a seabed pipeline as well an offshore platform near Sakhalin. Shell also
plans to build a liquefied natural gas plant in one of the largest foreign investment projects in Russian
history.
The group plans to spend $2 million this year to monitor the 100 or so remaining grey whales on the oil-rich
shelf.

 
2004.6.21 アラウィ首相 石油施設の防衛宣言 パイプライン相次ぐ破壊 部族に監視を要請
 Yahoo News

 【バグダッド=加納洋人】イラク暫定政権のアラウィ首相は十九日、北部や南部の油田地帯で、石油パイ
プラインへの破壊活動が頻発していることに関し、「これまでに十億ドル(約千百億円)の被害が出ている」
と述べ、「石油施設攻撃はイラク人に対する攻撃に等しい」として、石油施設の防衛を宣言した。全国の部
族にパイプラインの監視を要請するほか、二万人以上のイラク人治安部隊を動員して警備にあたる。
 イラクでは今月に入り、南部バスラや北部キルクーク近郊で、パイプラインが相次いで爆破され、石油輸
出の一時停止を余儀なくされるなど、石油産業に大きな影響が出ている。
 テロの背後関係は不明だが、イラクの石油企業「イラク南部石油」は十五日、「旧フセイン政権残党か国
際テロ組織アルカーイダの仕業だ」と非難した。イラクの“生命線”ともいえる石油産業に攻撃を加えるこ
とで、暫定政権への復興資金の流入を阻止するのがテロ組織の狙いとみられる。
 AP通信によると、相次ぐテロに対し、アラウィ首相は十九日、「石油施設の破壊は、年金などイラク人
の公的サービス基金に跳ね返ることになる。原油流出による農業や水源への影響、環境破壊の影響は計り知
れない」と述べたうえで、「テロリストは敗北する」として、石油施設の防衛を宣言した。
 暫定政権が全国の部族と契約し、パイプラインの監視を要請するほか、石油省が設置した「石油施設防衛
警察」など二万人以上の治安部隊を動員して警備にあたる。
 暫定政権の財源の約九割は石油輸出で賄われているとされ、南部では少なくとも日量約百五十万バレルを
輸出していたが、破壊活動により十六日以降は、輸出停止を余儀なくされた。二十日に南部で一部輸出を再
開したが、石油省は完全復旧には約一週間かかるとの見通しを示している。
 だが、復旧がかなり遅れるとの見方も強い。イラクでは日中の気温が現在、五〇度近くまで上がり、復旧
作業がはかどらないのが実情だ。さらに、これまでのテロが周到に準備されていることから、石油施設関係
者の中に破壊活動の協力者がいる疑いが浮上しており、新たなテロが発生する可能性も指摘されている。
 一方、アラウィ首相は二十日、バグダッドで記者会見し、自爆テロ頻発など治安状況の悪化に対処するた
め、一部地域で「ある種の戒厳令を敷く」と述べ、非常事態令のような措置を取る意向を明らかにした。ま
た、安全保障会議の創設など、治安対策のための組織整備を進めていく考えを示した。(産経新聞)
 
 
国際動物福祉基金(IFAW)本部からのプレス・リリースNEW
 
(ベルゲン、ノルウェー、2004年2月24日)
ノルウェーのベルゲンにおける転覆貨物船からの油流出事故において、野生動物の救護活動を行っている国
際動物福祉基金 (International Fund for Animal Welfare (IFAW) www.ifaw.org)により、救護されていた
ケワタガモの野生復帰のための初放鳥が実施された。
3羽のケワタガモが、ベルゲンに近いアスコイ島の自然保護区へ放鳥された。これは、IFAWの緊急援助チー
ムにより設置されたリハビリテーションセンターで洗浄とリハビリテーションされた油汚染海鳥の一連の放
鳥がスタートしたことを伝えるものである。

今回の遭難船は1月19日に座礁し、乗組員に18名の犠牲者がでている。この難破船から450トンの船
用燃料油が流出したと見られる今回の惨事により、ベルゲン北西の15キロメートル以上に渡るフィヨルド
で海鳥が油に汚染された。

「数週間にわたる活動で救護されたケワタガモの初放鳥が今回実施され、今後数日毎に放鳥を行なう予定で
ある。」とIFAWの救援チームを管理しているポール・ケルウェイは述べている。

このIFAWのチームは、油汚染野生動物への対応経験を持つIBRRC (International Bird Rescue Research
Center)の専門家、その他の野生動物リハビリテーション専門家、世界各国からの応援獣医師から構成され
ており、ノルウェーの野生動物活動グループである "Action Clean Bird"と連携して活動している。

アスコイ島にある、使われていない魚処理工場に設置されたこのリハビリテーションセンターでは、120
羽以上の鳥が救護された。鳥はセンター到着時に獣医師により診察され、血液サンプルを採取された。通常、
鳥は低体温と脱水状態となっており、チューブによる給餌と水分補給が必要である。鳥の体力の回復を数日
待った後で、油の洗浄を行った。その後、放鳥前に、回復プールで羽の防水性を回復させる必要がある。

さらにケルウェイは以下のように述べている。「救護チームと多くの地元ボランティアは24時間体制で対
応しているが、こうして鳥が再び野生に復帰する姿を見られることは、やりがいのある活動である。また今
回の活動は、ノルウェーの獣医師や野生動物活動グループのメンバーに、油汚染時の対応訓練となる機会を
与えてくれたものでもあり、将来またここで油流出が起こった際には、地元メンバーで対応できるようにな
る。さらに、ノルウェー政府に対しては、このような救護活動が実施できたこと、さらに成果をあげられた
ことを認識していただきたいと期待している。」【IFAW 舟橋直子 抄訳・和訳協力 石川明美氏】
 
ダイバーによるノルウェーの難破船内での遺体捜索 NEW
NORWAY, OSLO, FEBRUARY 2 2004.

警察によれば、2週間前にノルウェーのフィヨルドで転覆した貨物船「ロックネス号」の船体に閉じ込めら
ていることが予測されている13名の船員の遺体を発見するため、ダイバーが船内を捜索している。
「本日午後、2名のダイバーが船体に穴を開け食堂のレベルまで船内に入ったが、何も発見できず、他の2
名のダイバーが交代で捜索を続けている。」とトリグベ・ヒルスタッド(ノルウェー西部の町ベルゲンの警
察スポークスマン)はAFP通信に話した。月曜日には、約12メートルの水深で、いまだ転覆しているロ
ックネス号への穴あけ作業に、2名づつのダイバーが8時間交代で当たっている。夕闇に入ったにもかかわ
らず、午後遅く新たなチームが編成され、火曜日まで作業が継続されることが予想されるとヒルスタッドは
伝えている。1月19日にラウヌ・フィヨルドの狭い水路で数分の内に転覆したノルウェー船籍のロックネ
ス号は、瓦礫を積載してドイツに向かう途中であった。報告によれば、ロックネス号は暗礁に衝突し転覆前
に浸水したとのことである。30名の乗組員の内、フィリピン人16名を含む18名が死亡しているが、5
名の遺体しか収容されていない。船体は、整備用ドックに先週曳航され、現在も転覆した状態で繋留されて
いる。「安全確保のため、作業を慎重に進めている。水中での作業は常に危険をはらんでおり、特に上下が
逆になっている今回のケースではリスクが大きい。」とヒルスタッドは述べている。
一方、国際動物福祉基金 (International Fund for Animal Welfare) は、ロックネス号から流出した500ト
ンの燃料油にまみれた1,000羽の海鳥(ほとんどがケワタガモとセグロカモメ)に処置を施すため、事故現
の近くにリハビリテーションセンターを設置した。センターでは、11名で、一羽に30-45分かけて、個々の
鳥を手作業で洗浄している。洗浄後、鳥は特別に設置された屋外プールに移され、回復するまで7から10日
飼育される。

(Channelnews.comに掲載された AFP通信伝の和訳 和訳協力 石川明美氏)

ノルウェーの油流出事故へのIFAWの対応 NEW

1月29日、30日
 捜索・収集チームは汚染された鳥を捕まえる作業を続けている。30日には11羽が運び込まれ、計40
羽(生存中に連れてこられたのは42羽)が、救護センターにいる。雪は降り続き、海は荒れており、捕獲
作業を邪魔している。チームは多くの鳥を目撃しているものの、その範囲が広く、毎日使える3隻のボート
だけでは、長い海岸線の捜索は限られている。

 この事故によりおそらく影響を受けている希少なコケワタガモ(Stellar’s Eider)については、政府も
地元の団体も安楽死以外の新しい解決法が必要だと見ているようである。ちょうど南アフリカのトレジャー
号事故の時のように、事故が起こったときだけ対応していたのでは必要なスキルは蓄積されない。油汚染さ
れた野生生物を救う機会があるごとに対応するキャパシティを持ってこそ経験は伸びる。

 RSPCAの国際部が2000ポンドを寄付してくれた。ペット・ドライヤーの不足が深刻であり、鳥を洗い始める
ことが出来ないでいるので、この寄付でドライヤー3台を買うことが出来る。彼らはまた、イギリスからド
ライヤーを送ろうかとも言ってくれている。【IFAW 舟橋直子 抄訳】

ノルウェーの油流出事故へのIFAWの対応 IFAWプレスリリースより NEW

(ヤーマスポート、マサチューセッツ州―2004年1月28日)- IFAW (国際動物福祉基金)は、ノルウェー
ベルゲン沖で転覆した貨物船ロックネス号による油汚染からの野生生物救出作業を開始した。

この船は1月19日に座礁し、18名の船員が犠牲となっている。この悲劇に加え船体から約450トンの船用燃料
が流出したとみられ、ベルゲン北西のフィヨルドに15キロメートル以上に渡り油が拡散している。

米国、カナダ、ドイツ、ブラジル、英国からの専門家を含むIFAWの対応チームは、地元ノルウェーの活動グ
ープと共に、この油流出による野生生物への影響規模の確認作業を行っている。初期のレポートによれば、
10,000羽以上の鳥がフィヨルド地帯に生息しており、約1,000羽が油に汚染されたとの予測が出ている。

ケワタガモとセグロカモメが最も被害を被っており、希少種であるビロードキンクロやコオリガモが生息す
るより北部の自然保護区への影響が危惧されている。25セント硬貨大の油が体に付着しただけで、鳥を死に
いたらせることにもなる。

IFAWはアスコイ島にある古い倉庫にリハビリテーションセンターを設置し、ノルウェーのメディアを介して、
地元の人々に彼らのボートを無料借用させて欲しいと呼びかけている。IFAWの5つのチームが、岩場の多い
海岸線で油汚染鳥を発見するための調査と救護作業の指揮をとっており、センターに鳥が運び込まれ始めて
いる。

「今回は既に人命に犠牲がでている大惨事であり、もちろんこのことが最大の関心事である」とIFAWの油汚
染チームのマネージャーであるポール・ケルウェイは述べている。「この事故が野生生物にとっても大惨事
とならないよう、IFAWは地元活動グループを支援したい。」

IFAW (国際動物福祉基金International Fund for Animal Welfare) とは1969年設立。IFAWは野生および飼育
動物の福祉向上を目指し世界的に活動している。
15カ国に事務所を構え、動物虐待の防止に対する一般市民の意識を向上させ、動物福祉や保護政策を進展さ
せる方策を探求しており、動物と人の双方が快適な生活をおくることができるよう目指している。IFAWの動
物保護の活動に対する支援に興味のある方は、ホームページwww.ifaw.org(英語のみ、日本語作成中)にコ
ンタクトをお願いしたい。

2003.1.28 IFAW

IFAW Responds To Oil Spill In Norway NEW


2003.1.21 Yahoo ジャパン

ノルウエー西部のベルゲンで油流出事故 NEW


2003.12.19 共同通信


環境汚染、予想以上の規模 89年米原油流出事故後 NEW

 【ワシントン18日共同】1989年に米アラスカ沖で起きたタンカー、エクソン・バルディズ号の座
礁による原油漏れ事故で、生態系への悪影響は、これまで考えられてきたよりもはるかに大きく長期間に
わたるとの分析を、米ノースカロライナ大などの研究グループが19日付の米科学誌サイエンスに発表し
た。
 グループのチャールズ・ピーターソン博士は「原油に含まれる有害成分は、ごく微量で魚の生息などに
悪影響を及ぼすことも分かった。新たな環境基準を設定し、原油の流出防止対策を強化する必要がある」
と指摘している。
 グループは、大きな被害を受けたアラスカ北部海岸で行った調査に、他の研究機関や政府の研究結果を
加え、事故の影響を評価した。
 この海域では事故直後に2800匹のラッコが死に、2000年になっても個体数に回復の兆候がない
ことが判明。カモなどの海鳥の死ぬ率も長期間にわたって高い状態が続いていた。(共同通信)
 

 
パキスタン油流出事故情報
EICネット パキスタン沖タンカー座礁事故
 環境影響報告書が提出される  情報源 国連

 7月27日にパキスタンのカラチ沖で石油タンカー「タスマン・スピリット号」が座礁した事故を受け、そ
の環境影響を調査した報告書がパキスタン政府に提出された。報告書の策定に当たっては、UNEPもIUCN
国際自然保護連合)とともに情報提供やアドバイスなどを行った。
 調査によると、重油の流出により、少なくとも40平方キロメートルの地域が影響を受けており、海水の
ンプルは炭化水素による汚濁が著しいという。魚類の死亡、植物プランクトンの細胞損傷、貝類・ゴカイ
の減少といった影響が見られ、さらに、マングローブ林の再生が損なわれるおそれも指摘されている。
また、炭化水素への曝露による呼吸器系疾患のため、250人が医療機関を訪れた。
 報告書は、今後、水質及び底質のサンプリングや生物学的なモニタリング、住民への健康影響や社会・経
済的影響に関する詳細なアセスメント、さらにマングローブ林や魚貝類、鳥類、海洋哺乳類などに関する調
査が必要だと勧告している。【UNEP】
発表日 2003.09.23

 

 



8月15日 毎日新聞
 パキスタンのカラチ沖で座礁したタンカーの船体が14日破損し、大量の原油が海に流出した。
一部はカラチの海岸にも流れ着き、魚類やウミガメに被害が出ている。流出した原油は15日までに約1万
2000トンに上り、船内にまだ3万トン以上の原油が残っている模様。パキスタン軍が出動して原油回収
作業に当たっている。

OIL TANKER BREAKS UP OFF PAKISTAN (ABC NEWS ONLINE)

2003.09.18

 
 
 ●EICネット UNEP、タンカー事故を受け、パキスタンへ専門家派遣  情報源 国連

  パキスタンのカラチ沖で、ギリシャ船籍の石油タンカー「タスマン・スピリット号」が7月27日に座礁し
たことを受け、UNEPはパキスタンに専門家を派遣した。派遣は、パキスタン政府の要請に基づくものである。
 「タスマン・スピリット号」には67.000トンのイラン産原油が積載されていたが、座礁した際に1万5000
ンが流失した模様だ。UNEPから派遣された専門家は、現地で、原油流出の影響に関するアセスメントを支援
するとともに、さらなる原油流失に備える方策、このような座礁事故のための地域的防止策、予防策などに
ついて助言を行う予定である。【UNEP】



タンカープレスティージ号流出事故情報

 ●EIC ネット プレスティジ号事故から1年 【フランス エコロジー・持続可能な開発省】

 2002年11月19日、77,000トンの重油を積んだプレスティジ号は、スペインのガリシア沖で座礁、2つに折れ
た。この事故によりスペイン及びフランスの沿岸は大きな被害を受けた。フランスにおいて海水の保護と汚
染防止は、エコロジー・持続可能な開発省の優先事項である。この事故による生態系への影響は重大であっ
た。
同省は、海洋汚染について、以下の点を重視している。
 ・浄化作業の予算となるPOLMAR基金を管理する。
 ・浄化作業によって、被害を受けた沿岸部が回復することを監視する。
  浄化作業が環境や生物多様性を犠牲にしていないか監視する。
 ・浄化作業で生じた廃棄物の適正な処理を確保する。
  座礁以来、同省は、汚染と対策に関する予備的な報告を作成し、情報を整理している。
  内務省と協力しつつ、経験を振り返る作業を進めている。

 ●タンカープレステージ号を振り返って(WWFインターナショナル)
 ●タンカー難破事故、今後10年にわたりスペインに打撃 WWF(マドリード ロイター)

2003.11.07 ロイター 世界自然保護基金(WWF)は、スペイン北西部の海域で昨年 起きたタンカー
「プレスティージ」の大規模な重油流出事故について、今後10年間にわたり、漁業、観光、野生生物の生
息環境に打 撃を与えるなど、被害総額は50億ユーロに上る可能性があるとの試算を発表した。 WWFは、
「プレスティージ」の事故の影響は収まったというには程遠い状況として、スペイン 政府の対応方針を非
難するとともに、海運における国際的な安全対策の強化を求めた。 
 WWFは報告のなかで、「事故の被害は現在も続いている。5000―1万トンの重油が依然海上を漂流
し、時折沿岸に漂着している。しかも船内のタンクには、まだ1万3000トンの燃料油が残っている」と
述べている。
2003.08.22



 
 
  ●欧州委員会 EU加盟国に新国際油濁補償基金への参加を要請 情報源 EU NEW

本文  欧州委員会は、9月9日、国際海事機関(IMO)の補完的基金議定書を締結するようEU加盟国に求める
提案を採択した。同議定書は、2003年5月16日にIMO外交会議で採択されたもので、タンカーの油濁事故の際、
最大賠償額を5倍、約10億ユーロ(約1300億円)にまで引き上げる追加的な基金を設立する。
 EU加盟国は、できるだけ速やかに、遅くとも2003年末までに、同議定書を締結しなければならない。
【欧州委員会環境総局】


  ●欧州委員会 EU内での船籍の移動、船舶の安全性及び環境保護の強化を提案 情報源 EU

 欧州委員会は、EU加盟国間の船舶の移籍に関する既存の規則を拡大・強化する提案を行った。提案された
措置は、EUの加盟国間での船籍の移籍を容易にするものだが、同時に船舶の安全性及び環境保護を確保する
ことも念頭においている。
 新たな提案では、船籍の登録を自由に移転できる旅客船の範囲の拡大、EUの海洋安全法令と登録制度との
関係の整理、及び各国の海事機関の協力強化などが盛り込まれている。3点目については、船籍の移動に際
して、それまでその船を管轄していた海事機関は、新たに管轄する海事機関の求めに応じて、船籍の登録や
更新、調査などに関する情報をその船の記録と共に提供することが義務付けられる。
【欧州委員会環境総局】 2003.08.25


 
 
フランス エリカ号事故
EICネット エリカ号事故から約4年 環境影響調査プログラムの成果を公表
 情報源 フランス

  11月20日、21日にかけて、エリカ号座礁事故で生じた海洋汚染の環境影響に関するセミナーが開催され
た。事故から4年が経ち、セミナーでは、海洋環境や沿岸への影響に関する教訓が得られ、事故の評価に関す
る科学的な勧告がなされた。
 1999年12月12日のエリカ号座礁事故では、2万トンの重油が大西洋に流出し、沿岸部400kmが影響を受けた。
環境担当省は沿岸や海洋環境の影響を測定するため、以下のような調査プログラムを継続した。
 ・エリカ号事故に関連する環境毒性や生態系への影響についての調査(プログラム数30、うち半数は動物
  種)
 ・沿岸部の持続可能な管理に関する方法論のプログラム「リトー・エリカ」(プログラム数8)これらの調
  査プログラムは、5年間(2000-2004年)実施され、このセミナーで初めて結果が発表された【フラン